【こんな症例も治りますシリーズ 368】 高齢の斜頚症状や著しい神経症状 も 適切な診断と治療で治します

UPB光線療法を行う治療器です。 神経症状の治療やエネルギーチャージや、チャクラ治療も出来ます。

 

ミニチュアシュナウザー 犬 15歳 オス(去勢済み)

 

【後ろ足に力が入らず、眼も震えて、首まで曲がってしまった】と言う事で来院されました。

 

■ 昨年秋、寝て起きたら後肢に力が入らず、眼球振とうが見られました。 その後、斜頸になり、食欲はあるがバランスが悪くふらついている症状がつづきました。

 

■ 神経学的検査では痛覚などの異常は見られず、老齢犬に多く見られる特発性前庭疾患としてステロイド、ビタミン剤の内服で治療を行いました。 眼球振とうは改善しましたが斜頸はあまり変化がなく、真っ直ぐに歩けない状態でしたので、UPBという光線治療を開始しました。

 

 

■ 当院ではキセノン光を応用した、光線治療器を導入しています。 キセノン光は体内の深部まで到達し、広範囲で血行を促進します。 細胞内に多くの酸素や栄養素が行きわたり、神経を活性化させたり痛みを和らげる効果があります。

 

■ 照射時には痛みもなく、照射時間も15分程度ですので、ストレスもほとんどないと言えます。

 

 

※ この治療法は、東洋医学で言う【ツボ(穴井・けつい)】と、インド伝統医学でいう【チャクラ】に特殊な石を介して『光を照射』します。 すると効果が出るのです。

 

※ しかし、間違って使うと、キセノン光を単純に当てるので、日に焼けたようになりますから、正しく使って下さいね。 正しく真似る事は、学びになりますが、間違った使い方は事故になります。

 

※ チャクラからのエネルギーチャージも出来ますので、神経症状改善だけでなく、高齢の子が元気にもなれます。

 

 

■ ほとんどの動物さんは照射中、気持ちよさそうにしています。今回は10日に一回程度の照射を開始し、3回目に来院された時には斜頸が改善されてきました。 その後も状態は良好です。

 

■ 高齢犬になると四肢に力が入りにくくなる事や、歩行中よろけてしまう事も多く見られます。 そのような症状の子には、とてもお勧めの治療法です。

 

 

獣医師 新井澄枝

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